2021-05-27 第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
科学技術・学術政策研究所、NISTEPが四月九日に発表した科学技術の状況に係る総合的意識調査、NISTEP定点調査二〇二〇は、第五期科学技術基本計画期間中の日本の科学技術やイノベーション創出の状況変化を指数化して把握した調査ですけれども、その中に、学術研究、基礎研究と研究費マネジメントの状況という項目があります。
科学技術・学術政策研究所、NISTEPが四月九日に発表した科学技術の状況に係る総合的意識調査、NISTEP定点調査二〇二〇は、第五期科学技術基本計画期間中の日本の科学技術やイノベーション創出の状況変化を指数化して把握した調査ですけれども、その中に、学術研究、基礎研究と研究費マネジメントの状況という項目があります。
先般発表された科学技術の状況に係る総合的意識調査において、基礎研究における成果の創出状況や多様性の確保などの状況が悪化しているなど、我が国の研究力低下を懸念する回答が多かったことは承知をしております。 我が国の研究力が相対的に低下している現状を打破するためには、ソサエティー五・〇に向けた人材育成やイノベーション創出の基盤となる大学改革と一体的に進めることが重要です。
今回、この科学技術の状況に係る総合的意識調査、文科省の調査の報告書というのを持ってきましたけれども、(資料提示)ここでも、膨大な自由記述からは、多くの教員や研究者が研究現場の現状に閉塞感を感じている様子が見えるなどの記述があるわけです。 実際、このデータ集というのも見ました。
当然、大臣もお読みになっていると思うんですが、文部科学省がつくられた、ことし三月発行されている、科学技術の状況に係る総合的意識調査の定点調査、この報告書とデータ集を私も読みました。現場で必死になって頑張っておられる大学関係者の皆さんの、ある意味、悲痛の叫びともいうべき声がこもごも寄せられておりました。
文科省が行った調査で、科学技術の状況に係る総合的意識調査、いわゆるNISTEPの定点観測では、研究開発に係る基本的な活動を実施する上での基盤的経費が十分でないという認識が急激に増したという結果が示されています。そして、それは公的研究機関においてとりわけ甚だしい。どのような声が上がっていますか。
これは今年の三月、科学技術・学術政策研究所、科学技術の状況に係る総合的意識調査、これ定点調査といって、毎年同じ研究者に対する調査というのを行っているんですね。もう基盤的経費が掘り崩されているという指摘が激しく行われているわけですよ。もう固定費まで切り込んで対応せざるを得ないと。だから、閲覧できる雑誌や電子ジャーナルが減ってしまったと、著名科学誌の論文さえダウンロードできないことがあると。
また、科学技術・学術政策研究所が昨年実施しました科学技術の状況に係る総合的意識調査、報告書が出ておりますが、二〇一一年から二〇一四年にかけて指数がマイナスに変化した上位十位の中にどういうものが入っているか。